YouTube動画に適したバックグラウンドミュージック(略してBGM)を選ぶことで、作品に洗練された雰囲気が加わります。映画と同じように、音楽は感情を高め、モノローグやダイアログの間の沈黙を埋めます。また、上手に使えば、動画に特定の雰囲気を与え、ムードを作り出し、視聴者の関心を引くことができます。技術的に動画に曲を追加する方法を学ぶことは重要ですが、この記事では、主に動画用BGMの検索方法や曲の選び方を解説していきます。
バックグラウンドミュージック(BHM) をどこで入手する?
世の中には数多くの動画用音楽素材があります。無料の曲もあれば、著作権で保護されている曲、ロイヤリティーフリーの曲もあります。以下では、動画用の素晴らしいBGMを見つけるコツを説明します。高額を投資せずに、著作権侵害の心配をせずに、ハイクオリティな動画用音楽を見つけましょう。無料だけど無難で普通の動画用音楽を見つけるか、有料だけどハイクオリティな曲を見つけるべきか、その点について考慮しましょう。
そして、作曲家に多額の費用をかけられるか、ロイヤリティフリーの音楽を探すべきか、予算を見極める必要があります。Artlistのような音楽ライセンスサイトをチェックし、コストとライセンスの面で何が最適かを考えましょう。
今回の記事は、YouTuber、Vloggerやあらゆるタイプのコンテンツクリエイターのために訳に立つでしょう。

無料の音楽を見つける場所
必ずしも簡単ではありませんが、手っ取り早く音楽を探す方法としては、パブリックドメインやクリエイティブ・コモンズのBGMを探す方法があります。まず用語の定義を見ていきましょう。
パブリックドメインとクリエイティブ・コモンズとは、2種類の非著作権の音楽です。パブリックドメインの音楽とは、録音権や出版権が消滅しているか、著作権者によって権利が放棄されている音楽のことです。一方、クリエイティブ・コモンズの音楽とは、自由に使用できるライセンス付きの音楽のことですが、ソングライターのクレジットを入れたり、映画やストリーミングテレビのような媒体では使用できないなど、一定の制限がついている場合があります。
パブリックドメイン
パブリックドメインの曲は、1920年代のデルタブルースの録音などがあるでしょう。また、ベートーヴェンやモーツァルトのオーケストラ演奏を録音した20世紀初頭の音源のようなものもあります。1960年代のロック、ディスコ、ヒップホップなどの音楽の録音権と出版権はまだパブリックドメインに移行していないため、通常、パブリックドメインの音楽は古いものが主流です。
パブリックドメインの録音は、図書館や大学などのオンライン上、またはarchive.orgのようなサイトで見つけることができます。これらの古い録音はアップロードしてアーカイブできるため、簡単にアクセスして検索できます。パブリックドメイン音源の他のプラットフォームとしては、Choral Public Domain Library、Musopen、(テキサス大学、ヒューストン大学、ハワイ大学による)Digital History、NASA On SoundCloudなどがあります。
しかし、パブリックドメインの音楽は万人向けではありません。例えば、Twitchの音楽ルールに従っている曲やYouTubeのBGMを探している場合、古いブルースの曲ではうまくいかないかもしれません。クリスマス動画を作成している場合、無料のクリスマス音楽を使っても、動画が思うように目立たないかもしれません。
クリエイティブ・コモンズ
パブリックドメインで希望するものが見つからない場合は、クリエイティブ・コモンズのBGMを探してみましょう。音楽ライセンスは無料ですが、新しい曲や録音を見つける機会はたくさんあります。ただし、これらの楽曲や録音は無料ですが、YouTubeのBGMとして使用する場合は、制限が付く可能性があることを覚えておいてください。
制限の一つは、YouTubeに投稿する際にアーティストへの帰属を明記することです。もう一つは、商業的に収益を得るために楽曲を使用することができないというものです。クリエイティブ・コモンズのアーティストは、利益を得る代わりに無料で音楽を世に提供したのですから、これは妥当なことです。
作曲家であるKevin McleodさんのIncompetech(映画音楽のキューに適している)や、Free Music Archive、ccMixter、YouTube Audio Libraryなども、無料で音楽を利用するのに良い選択肢です。ただし、ここでも制限に注意してください。これらのサイトで見つけた音楽が商用利用不可である場合、つまり、動画コンテンツを視聴するために定額料金を請求する場合や、動画チャンネルに何らかのスポンサーがつく場合は、ウェブサイト上で音楽を使用することはできません。詳しくは、商用利用のための音楽に関する記事をご覧ください。
他のビデオグラファーやVloggerも、パブリックドメインやクリエイティブ・コモンズの無料音楽を探している可能性が高いことを覚えておきましょう。つまり、同じ音楽が他の動画にも使われているということです。この方向性でも最初は問題ないかもしれませんが、差別化を図り自分のチャンネルをブランド化したいのあれば、これらのサイトで利用できる曲の数には限りがあるため、少し難しくなるかもしれません。
基本的にBGMのライセンスには3つの主な方法があります。それぞれに利点と欠点があります。
ロイヤリティフリー音楽の入手先
ロイヤリティフリー音楽サイトのサブスクリプションに登録する利点は、数多くの曲が提供されていることです。繰り返しますが、サブスクリプションの制限に注意してください。
- ダウンロードできる曲数に制限はあるか
- 動画を投稿できるプラットフォームが制限されているか
- 1つの曲を複数のプロジェクトで使用することは禁止されているか
覚えておくべきことは、ロイヤリティフリーの音楽は、楽曲自体が無料だという意味ではありません。あくまで、楽曲のライセンスを取得した人が、録音された楽曲を使用するたびに、録音権や出版権の所有者に使用料を支払う必要がないということです。
Artlistのようなロイヤリティフリーのプラットフォームのサブスクリプションに登録することを考えてみましょう。さまざまな曲やサウンドエフェクトがあり、以下のような3つの利点があるライセンスが提供されます。
- 音楽ライブラリへの無制限のアクセス。
- どのようなタイプの動画でも、何度でも曲を使用できます。
- 登録者としてダウンロードした曲を使用したプロジェクトは、ライセンスの有効期限が切れても、永久にカバーされます。
楽曲のライセンスを取得する方法
従来、BGMを入手するための最初の、そして本当に唯一のオプションは、各曲のライセンスを取得することでした。これはシンクロ・フィー(シンク・フィー)と呼ばれています。広告主や映画・テレビスタジオがBGMを必要とする場合によく利用するものです。シンクライセンスには、いつでもどこでも制限なく曲を使用できるという利点があります。
特に有名な曲の場合、単曲のライセンスは割高になることがあります。しかし、予算に余裕があるのであれば、その曲は動画のクオリティを高めてくれるでしょう。
しかしながら、ライセンス契約の詳細には注意してください。インターネットの動画サイトが国際的なリーチを持っていることを考えると、楽曲を使用できる回数が制限されたり、特定の地域に限定されたりすることは避けたいものです。
作曲家を雇う

インディペンデントなミュージシャンや作曲家の中には、自分の音楽を動画に使用してもらいたいと思っている人が多くいます。作曲家を雇うことの良い点は、音楽スコアに精通している人とコラボをできるということ、様々なジャンルやスタイルの人がいることです。もちろん、クリエイティブなコラボレーションをする絶好の機会にもなります。
ミュージシャンや作曲家を見つけるにはどうすればいいでしょうか?まず、お気に入りのビデオグラファーのクレジットを見ることから始め、その作曲家に連絡を取り、自分の動画のために作曲を検討してもらえないか尋ねてみましょう。
これは高額になる可能性があるので、充分な予算を確保しておきましょう。
その他
動画に合ったBGMを見つけるプロセスは楽しい方がいいですよね。ですから、あまり真剣に考えすぎないようにしましょう。いくつかの選択肢があることをお忘れなく。コストとクオリティを考慮してください。コストに問題がなければ、作曲家を雇うこともできます。無難なサウンドの無料音楽で動画を制作できますか?それとも、動画が目立つように、高品質なロイヤリティフリーのサウンドが必要ですか?クオリティは求めるけど、費用をあまりかけたくないという方は、Artlistの料金プランとライセンスをチェックしてみてください。無制限のアクセスと、あらゆるプロジェクトを永久にカバーするユニバーサルライセンスが付いているため、最高のBGMを見つけられるサイトになるもしれません。
楽曲を入手できる場所が分かったところで、次はどのように曲を選ぶのかを見ていきましょう。
動画用BGMの選び方
音楽と映画の間には密接な関係があります。例えば、「Stuck in the Middle With You」と聞けば、レザボア・ドッグスを思い浮かべずにはいられないでしょう。つまり、動画にとってBGMの選択は、映像と同じくらい重要なのです。音楽の選択は、動画のトーンを設定します。映像と適切なBGMを組み合わせることで、良い動画を素晴らしい動画へと向上させることができます。視聴者の心に残る作品を制作するチャンスです。
しかし、動画に合ったBGMを選ぶにはどうしたらいいのでしょうか?
どのような動画を制作するのか
まず、どのような種類の動画を作るのかを明確にする必要があります。どのようなジャンルの音楽を使用するかは、コンテンツの種類によって決まります。動画で呼び起こそうとしている感情と、それを補完または強化する音楽の種類を考えてください。BGMはキャラクターや映像と同じように視聴者に語りかけます。何を語らせたいですか、あるいは何をさせたいですか?
教育的または情報的な動画で、BGMは単に視聴者の注目を引く程度の役割を果たすのでしょうか?ストーリー性のある動画ですか?このような場合は、筋書きを進め、感情を盛り上げ、ストーリーテリングの役割を担うBGMが必要になります。広告やプロモーションビデオ、告知の場合は、注意を引くような音楽を探してみてください。できれば行動を喚起するような音楽が良いでしょう。Twitch用のロイヤリティフリーの音楽を選ぶ際は、エキサイティングでありつつも、あまり圧倒しすぎないものにしましょう。
視聴者

次に、視聴者を考慮する必要があります。いかなるプロジェクトでも、視聴者を特定すれば、動画に適したBGMを選択するのに役立ちます。視聴者層によって好む音楽は異なる傾向がありますので、視聴者の心に響く曲を選ぶことが重要です。60代の視聴者はヒップホップを好むでしょうか?そうかもしれませんし、そうでないかもしれません。よく考える必要があります。
音楽ジャンル
動画のスタイルと視聴者を想定したところで、次は動画の音楽ジャンルを選びましょう。動画用BGMを選ぶために、BGMとして使えるジャンルと、それぞれのジャンルに合う動画の種類を見ていきましょう。
- シネマティック: ストーリーを伝えたり、感情を高めたりするのに適した音楽です。心を掴んで離しません。このジャンルは、物語性のある映画、旅行や風景の動画、そして、一般的に屋外の動画に最適です。
- アンビエント: 落ち着かせたい、和らげたい、または注意を集中させたい場合は、アンビエントミュージックを使うことを考えましょう。しかし、アンビエントは、ホラー映画やサイコスリラーのように、緊張感を与えたり、視聴者を不安にさせたりするためにも使えます。
- アコースティック:多くの人がアコースティックな音楽に親しみを感じるため、ストーリーテリングに最適です。憂鬱にさせたり、瞑想的にさせたり、高揚させたり、ポジティブにさせたり、ストーリーを盛り上げるのに役立ちます。汎用性の高いジャンルです。
- ジャズとクラシック: これらの2つのジャンルは、動画に洗練されたエレガントな雰囲気を加えることができます。様々な種類の動画に対応できますが、使い方を誤ると視聴者を遠ざけてしまう可能性があります。
- エレクトロニック: 幅広いジャンルで、おそらく思っているよりもずっと幅広い魅力があります。エレクトロニックBGMを使えば、意味深く、好奇心をそそる雰囲気を、映画にもたらすことができます。
- ホリデー:クリスマス動画を制作するのであれば、様々なジャンルからロイヤリティフリーのクリスマスソング from を選べます。

- ヒップホップ: ヒップホップは、その高いエネルギーのおかげで、スポーツ動画に最適な音楽です。
- ロック: ストーリーを伝え、視聴者にインパクトを与えるのに適したタイプの音楽です。
- ファンク: アップビートで楽しいこのジャンルは、マーケティングに確実にアピールし、動画を見終わった後も視聴者の心に留まり続けることができます。コマーシャルと相性がいいジャンルです。
- カントリー、 レゲエ、ラテン、ワールド:これらのジャンルは、動画の文化的側面を強化し、視聴者を動画に没入させるのに役立ちます。
もちろん動画はそれぞれ異なるため、ほとんどの音楽ジャンルで上手くいく可能性があります。ある音楽が動画に合うかがわからない場合は、その音楽を聴きながら台本を読んでみてください。合うか合わないかはすぐに感じられるはずです。
動画用音楽のインスピレーションを得る場所
プロジェクトに取り組んでいるとき、ある音楽からインスピレーションを受けることがよくあります。それが動画にぴったりのBGMになるかもしれません。その場合、動画のためにその音楽のライセンスを取得できるかどうかを確認する必要があります。ライセンスを取得できない場合でも、似たような曲でライセンスを取得できるものがあるはずです。Artlistのサイトで曲を聴いて、よい曲があるか探してみましょう。
ボーカル

話し声が多い動画には、ボーカル入りのBGMは不向きです。さまざまな声がぶつかり合って、ダイアログが聞き取りづらくなります。さらに、曲の歌詞が動画に間違ったメッセージを伝えてしまうこともありますので、それは避けましょう。歌詞のない音楽を選ぶ方が良いでしょう。
動画にBGMを入れるタイミング
動画にBGMを入れる場合、そのペースを注意深く考える必要があります。もちろん、音楽のテンポは動画のペースに合わせたいものですが、クレッシェンドやポーズについても考える価値があります。音量がピークに達した後のポーズは、ストーリーの大きな展開や重要な瞬間の背景として最適です。
イントロとアウトロ
特定の音楽で動画を始め、終わらせることを考えてみましょう。視聴者にとって、動画が始まる、あるいは終わるという大きな目印となり、注目度を管理するのに役立ちます。しかしそれ以上に、ブランディングの良い練習になります。視聴者がイントロやアウトロの音楽から、あなたの作品や宣伝している商品やメッセージを連想するようになれば、ブランド認知度の向上につながります。
まとめ
動画用のBGMを見つける場所は数多くあります。自分に合った音楽を選んでください。ただ、著作権侵害を避けるために、使用前に楽曲の著作権状況を把握しておきましょう。VimeoやYouTubeに無許諾の音楽を使った動画を投稿すると、削除されてしまいます。
Artlistのような音楽ライセンシングプラットフォームは、何千ものロイヤリティフリーの音楽を扱っており、著作権の問題を心配することなく、動画に使用するライセンスを取得できます。プラットフォームを選んだら、動画の雰囲気や視聴者などについて考え、適切な曲を選びましょう。クリエイティブな映像制作に励んで下さい!
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